老朽化にともない架け替え工事が行われていた新川橋が、いよいよ完成しました。
近隣の皆さまには工期が長引いてしまい、大変ご迷惑をおかけ致しましたが、これまでと比較して約半分の勾配になり、お年寄りや自転車、ベビーカーをひいての通行など、誰もが渡りやすい橋へと生まれ変わりました。歩道の幅員も従前よりゆとりある4mとなり、ゆったり安心して渡れます。
初代の新川橋は、大正5年4月に江戸川区初の鉄橋として架けられ、昭和35年6月には最初の架け替え工事が実施されました。その後、江戸川区の発展とともに交通量も増加し、昭和50年6月、西側に新しい橋を架けることにより、その幅を広げることとなりました。
このたびの架け替えで3代目になった、新川橋。平成18年度より進められてきている新川千本桜計画にともない、欄干は木製、橋桁は黒の塗装が施されています。
4か所の親柱には橋名が書かれていますが、これは地元の二之江中学校と葛西中学校の生徒さん4名によるものです。どれもすばらしいの一言に尽きる書です。
新川千本桜計画を進めるにあたって最も肝心なこと、それは、この地で生まれ・育ちゆく子どもたちが「ふるさと」と感じられる街づくりであるかどうかにあると考えています。
地元の中学生によって、新しいいのちが吹きこまれた新川橋。子どもたちの未来・将来にしっかりと根付いてゆく街づくりを推し進め、「こころ育むまち」をつくりあげてゆきたいものです。
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